2023年7月26日(水)から28日(金)までの3日間、「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2023｣(主催：日本能率協会）が、東京ビッグサイトで開催される。同展は、製造業・建設業の生産性向上を目的とし、持続可能な社会資本の整備やレジリエンスの向上を目指す展示会だ。

同展のテーマである「メンテナンス」と「レジリエンス」は、近年、企業活動を向上させるために注目されているキーワードだ。実際、生産設備を維持管理・保全するための「メンテナンス」という考え方は、生産設備だけに止まらず、道路・橋梁・トンネルなどの社会インフラまで、関連領域を拡大している。
　一方の「レジリエンス」は、一般的に復元力、回復力、弾力などと訳される言葉。個人から企業や行政などの組織・システムに至るまで社会のあらゆるレベルにおいて備えておくべき“リスク対応力”、“危機管理力”との概念が定着しつつある。
　トラブルやリスクに備えて対応する点において、「メンテナンス」と「レジリエンス」は非常に深い関係がある。現在のように先の読めないリスクがある社会では、これまで以上にメンテナンスやレジリエンスに関する対応が必要だ。これらへの対応次第で、企業の発展性も左右されるだろう。
　同展では、生産設備から社会インフラ、災害対策まで、メンテナンスやレジリエンスに関する最新の製品や技術が一堂に集まる。いち早く、自社に取り入れるのに最適な場となるはずだ。